低侵襲血管内治療始めています

今までは、下肢動脈閉塞疾患の治療には血管穿刺部位として大腿動脈を第一選択に行われていました。またどうしても大腿動脈が困難な場合には上腕動脈という肘の血管を穿刺していました。ただこれらの部位の大きな問題点は、出血性合併症とすぐに歩行できない、手が使えないなどの問題点がありました。当院では患者様の状態にもよりますが、足の甲から細い管をいれて治療を行う方法を積極的に行なっています。足の甲からであれば止血も容易であり、1時間後ぐらいから歩行が可能です。また手首から細い管を使うこともあり、この場合はすぐに歩行が可能になります。患者さまに応じて、低侵襲を心がけて治療を行なっています。

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